「気づけば今日もバタバタ…」
「私ばっかり家事してない?」
そんなふうに感じること、ありませんか?
やらなくてはいけない家事は山ほどあるのに、毎日忙しくて思うように進まなかったり、
ちゃんとやりたい気持ちはあるのにできなくて自分にがっかりしたり。
そんな方にぜひおすすめしたいのが「家事のルーティン化」です。
毎日の家事をルーティン化すれば、自分の時間と心のゆとりが生まれ、自分も家族もハッピーになれます。
この記事では、家事をルーティン化してラクにこなすコツや、家族と自然に分担できる方法をご紹介します。
- 「毎日の家事を効率化したい」と思っている方
- 「自由時間や休息の時間を確保したい」と考えている方
- 「夫や子どもと家事を分担したい」と不安を感じている方
ぜひ参考にしてみてください。
家事のルーティン化とは

家事のルーティン化とは、毎日の家事で、「やること」「やる順番」「やるタイミング」をあらかじめ決めておくことです。ルーティン化することで「今日は何からやろう…」と迷うことが減り、時間のムダを減らせます。
たとえば、朝のスケジュール。「起床→洗濯→朝食づくり→片づけ」のように流れを決めておけば、サクサク動けて家事にかける時間が短縮できます。
ルーティーンは、家族構成や家族の状況により変化します。自分の生活に合ったルーティンを、できる範囲で少しずつ整えていく具体的な方法を見つけていきましょう。
ルーティン化の進め方

家事のルーティン化にはいくつかの方法があります。ここでは、日々の暮らしに無理なく取り入れられる、シンプルな3つの方法をご紹介します。自分や家族の暮らしに合った方法を試してみてください。
方法①その日やる家事と時間帯をざっくり決める
最初の方法は、「その日やる家事」と「おおまかな時間帯」をざっくり決めることです。
ポイントは「時間帯」を決めること。
「いつやるか」を意識するだけで、家事のやり忘れが減って気持ちにも余裕が生まれます。
私は毎朝、大まかにその日の家事の予定を立ててしまいます。「午前中に洗濯と掃除」「夕方17時ころから夕食作り」のような感じです。小さなことですが、だいたいの時間を決めてしまう方が、サクサク動けると感じています。

予定がいっぱいの時は、スマホのメモに書いておいて、やり忘れがないようにしています。使っているのは「Stibo」という付箋メモアプリ。スマホのロック画面ウィジェットに貼れるので、とても便利です!
細かく決めすぎると逆にストレスになるので、「この時間帯にこの家事をやる」くらいの方が長続きしますよ。
方法②毎日・週1など家事の頻度を分ける
いつもの家事を「毎日やること」と「毎日やらなくてOKなこと」に分けてみましょう。
たとえば、「掃除機は毎日だけど、床の拭き掃除は週1」「トイレ掃除は2日に1回」など、自分に合う頻度をざっくり決めるだけでも家事の負担が減ります。



床の拭き掃除は「毎週月曜日の午前中」と決めています。拭き掃除は正直めんどくさいけど、曜日を決めると「あ、今日は月曜日だからやらなきゃ…」と取り掛かれます(笑)
曜日の固定化は「やるタイミング」を意識的に作り出せるので、おすすめです。
もちろん、急な予定が入ることもあるので、そのあたりは臨機応変に対応しましょう!
方法③平日と休日の家事の優先度を整理する
平日はバタバタしがちだから、「最低限やること」だけに絞って家事をこなしましょう。
たとえば、平日やるのは、食事作り、食器洗い、洗濯の3つだけにして、掃除はお休み。時間に余裕のある休日にまとめて、掃除や買い物をするようにすれば、毎日の過ごし方に余裕ができます。休日に家事を行うことで、家族に協力を頼むチャンスにもなりますよ。



我が家は毎週土曜日に1週間分の食材をまとめ買いします。夫も一緒に行って荷物を持ってくれるので、それだけで買い物の負担が減ります!
ルーティン化のポイント


家事のルーティン化を「毎日の習慣」として定着させるためには、自分に合ったペースで行うことが大切です。特に意識するとよいポイントを2つ、ご紹介します。
無理なく続けられるスケジュールにする
やることを詰め込まず、できることだけをやってみましょう。
たとえば、
- 「洗濯は部屋干しにする」→天候に左右されず、ベランダとの往復もないので楽
- 「掃除はお掃除ロボットにお任せ」→帰宅したらお掃除完了
- 「疲れた時はお惣菜を活用」→体力温存してその分を子どもとのコミュニケーションに充てる
ルーティン化のコツは、「がんばりすぎないこと」。
思わぬ予定変更や子どもの体調不良など、理想どおりに動くのは難しいことも。
そんな時は「できなかった」ではなく、「ここまでできたからOK!」の発想を積み重ねていくのが家事のルーティン化を続けるポイントです。



月に2、3回、出勤日があるのですが、「出勤の日は洗濯や掃除はやめて、夜ご飯だけ作る」と決めたら、気持ちも身体もすごく楽になりました。
家族でスケジュールを共有して意識を合わせる
家事スケジュールはぜひ家族と共有しましょう。「誰が何を担当するか」が明確になり、負担の偏りを防げます。
たとえば、「水曜のごみ出しはパパ」「週末の買い物は一緒に」など、簡単なことでも具体的に「決めておく」と家族の意識も変わっていきます。ポイントは「共有」と「見える化」です。
具体的な共有方法
みんなが見る場所に「家族カレンダー」を貼る
カレンダーに、予定や家事当番を書き込む。家族全員が目にする場所(冷蔵庫、ダイニングなど)に貼るのがコツ。
アプリを使う(Googleカレンダーなど)
スマホで予定を共有できるアプリでは、家族ごとに色分けできるので「誰が何をやるか」が一目瞭然。家事分担以外に、それぞれの予定も共有するのがおすすめです。
「わざわざ共有?」と思うかもしれませんが、自分の中では当たり前のことでも、家族は意外と分かっていないこともあります。家事の予定を家族で共有するなら、協力を得やすくなるでしょう。
我が家の家事ルーティン化の参考例


- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(シーツや毛布などの大物類)
- 掃除(掃除機・床掃除)
- 窓掃除・ベランダ掃除(2ヶ月に1回くらい)
- スムージーの材料セット
- パルシステム配達日
- お風呂掃除
- ゴミ出し※夫担当
- トイレ掃除
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- トイレ掃除(しっかり)
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(黒系)
- 掃除(掃除機)
- お風呂掃除
- ゴミ出し※夫担当
- トイレ掃除
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(ソファーカバー)
- 掃除(掃除機)※夫担当
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(白系)
- 掃除(掃除機)
- お風呂掃除
- トイレ掃除(しっかり)
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(黒系)
- 掃除(掃除機)
- まとめ買いのためスーパーへ
- トイレ掃除
- 料理
- 食器洗い※夫担当
- 洗濯(バスマット・トイレマット・スリッパ等)
- 掃除(掃除機)
- ゴミ出し※夫担当
- トイレ掃除



我が家の場合、月曜日を「家事DAY」としています。普段やらない場所の掃除や片付けなどは基本的に月曜日にやるようにしています。
出勤が月曜日になってしまうときは、日曜日や火曜日に予定をずらします。



僕の担当は、食器洗いとゴミ出しと木曜日の「しっかり掃除」!
食洗機に入れない食器や鍋を洗うのは僕の担当。木曜日は、朝食を食べたらすぐに掃除をはじめます。
気持ちもラクになる家事ルールの工夫


家事には終わりがありません。がんばらない自分なりのルールを決めてしまえば、気持ちに余裕が生まれます。
ここでは、毎日を楽にするための家事ルールの工夫をご紹介します。
「やらない家事」を決める
「自分や家族にとって本当に必要な家事」を優先して行い、「やらなくても支障がない」と思うものは、思いきってやめてみましょう。
たとえば、
- 掃除機を毎日かけるのをやめる
- 食器は手洗いではなく食洗機で洗う
- キッチンマットやトイレマットなど、なくてもいいものは買わない
- 忙しい日はカット野菜やお惣菜を利用する



私はパルシステムの宅配を利用しています。解凍してすぐに食べられる食材を冷凍庫にストックしておいて、フル活用しています。おかげで疲れたときもすぐに食事の準備ができて大助かりです。


完璧を求めると、自分も家族も疲れてしまいます。「やらない家事」を決めることで、心にゆとりができ、家族にもやさしくなれて、良いことづくしです。ぜひ「やらない勇気」を持ちましょう。
\出資金・手数料がまるっと3週間無料 /
自分に合ったやり方に調整する
雑誌やSNSで紹介されている家事のコツや片付け術、そのまま真似してもうまくいかないことってありますよね。
それは、その方法が自分に合っていないからかも。
たとえば「一気に全部片付けるのは無理…」と思うなら、1日1カ所だけやってみるなど、自分が続けやすいペースでやってみましょう。



家事の行い方に正しいも間違いもありません!
自分の性格や生活スタイルにフィットするやり方を見つけて、毎日を心地良く過ごせるよう工夫していけたらいいですね。
まとめ


生活していく上で、家事は必ず行わなくてはいけません。ですが、工夫次第で負担を減らすことは可能です。
一人で抱え込まずに、家族で協力する仕組みを作ってみましょう。家の中が整うと、気持ちにもゆとりが生まれて、自分の時間やほっとできる時間が増えます。それは家族にとってもプラスになります。
自分と家族にちょうどいい家事のスタイルを見つけて、もっとラクに、心地よく暮らしていきましょう!
このブログでは、他にも「これ知っててよかった〜!」と思える暮らしのヒントをいろいろ発信しているので、よかったらそちらものぞいてみてくださいね。
この記事を書いた人


オンライン秘書とWebライターのダブルワーカーです。
大手英会話スクール講師を経て、会計事務所に20年間勤務。
2021年から在宅で仕事をしています。
「仕事も家事も好きなこともあきらめたくない!」をモットーに、生活に役立つ情報を発信しています。